発表者名 | タイトル | 概要 (1ページ) | 本文 | ||||
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日本語 | 英語 | ||||||
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山下 真史 | 分散処理環境における数値シミュレーションの静的負荷分散手法 | 27 KB | 51 KB | 27 KB | 85 KB | 140 KB | 272 KB |
一般に分散処理環境では並列計算機に比べ通信時間が大きいため, 高い台数効果を得ることが難しい. 多数の要素プロセッサ(PE)を使用すれば計算負荷を減らすことはできるが, PE間通信の発生により全体の性能が制限される. さらに必要以上に多数のPEに計算負荷を分散すれば, 逆に実行時間は最適な実行時間より悪くなる. 実行時間を最小化するには,通信時間を考慮にいれて最適な 負荷分散を行う必要がある. 本研究では分散計算環境において通信時間と計算時間を考慮して 最適な静的負荷分散を行う方法を検討する. 問題を組合せ最適化問題としてモデル化し, 最適解を求める方法を示すとともに,精度が良く求解時間の短い 近似アルゴリズムを示す.